合意しているコトは必ず書面に残しましょう。
こんにちは!豊見城市になる不動産売買の専門店「がじゅまる不動産」の金城です。
前回は「ホームインスペクションを行う人が増えています」というお話でした。
今日は不動産売却のご相談の際によく「あるある」事例について書いてみたいと思います。
いくら仲が良くても口約束はしない。
今回売却のご相談を頂いた土地は、市街化区域内にある平坦な土地で、
外構工事もほとんど要りません。
豊見城市内の土地は慢性的に物件が不足している為、
欲しがっている人はたくさんいます。
しかしながら、この土地には欠点が1つあって、
ズバリ、「接道がありません。。。」
現地に行くと、その土地は道と繋がっていて、
問題なく土地に行くコトができます。
しかしながら、その土地へ続く進入路は、他人の土地となっている為、
接道として認められていないのです。
売主さんに話を聞くと、
親の代の時に、親同士が「ここの土地は道として〇〇さんが使っていいよ~」と
約束していたそうなのですが、子の代に変わり、
その約束はいつの間にか忘れ去られてしまったようです。
不動産の仕事をしていると、この手の話はしょっちゅう耳にします。
なので、いくら仲が良い人とは言っても、
子や孫の世代も仲良くお付き合いしているとは限りません。
もしお互いで同意しているコトがあるのであれば、
将来のトラブルを防ぐためにも必ず書面に残しておくべきです。
後々困るのは、残された子や孫たちです。
今回の物件も、道路が繋がっていれば今の価格の
数倍の価格の評価になると思われますが、今となってはどうするコトもできません。
(双方の間に入っての交渉を提案してみましたが後の祭りでした・・・)
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