「建物が古くても売れますか?」
「建物が相当古いんですけど売れますか?」

不動産の売却を検討している方から
たびたびこのようなご質問を受けることがあります。
結論からいうとほとんどの場合において売却可能です。
こうした古い建物を売却する場合、
まず不動産屋さんがチェックするのが、建物の状態です。
建物が「現状のままで使えるのか?」
もしくは「多少リフォームをすれば使えるのか?」
上記いずれかのケースで建物が使用できるのであれば、
「売家」というカテゴリーで販売活動を行うコトができます。
逆に、建物の状態が悪く、リフォームするにしても費用が
嵩んでしまうと考えられる場合には、
建物自体の価値はないものとして、
「売地」というカテゴリーで売り出していきます。
この場合、広告に「現状上物アリ」といった文言を追記して、
「その土地には現在、建物が建っていますよ」ということを
買い手にお知らせします。
物件によっては、
「売家」「売地」どちらのカテゴリーにも
広告を掲載して反響を見る方法もあります。
いずれにしても、まず対象となる建物を
じっくりと調査した上で、
売却価格が最大となるように
販売方法を検討していきます。
ただし、売地として販売する場合には、
建物の解体費用などがかかってきます。
一般的には、売主側が解体費用を負担するケースが多いので、
あらかじめ解体費用も考慮しておく必要があります。
もしくは現状引渡しの条件をつけて、
買主さんに負担していただく方法もありますので、
販売方法については売却を依頼する不動産会社と
相談しながら決定する方が良いと思います。
最後までお読み頂きありがとうございます。
私のこれまでの不動産の経験や知識が、
不動産でお悩みの方の一助になれば幸いです。
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